遼 最終Rベストタイ66で5位 米ツアー出場権獲得へ前進

[ 2013年9月10日 06:00 ]

最終ラウンド、1番グリーンで芝目を読む石川

ウェブドットコムツアー チキータ・クラシック最終日

(9月8日 米ノースカロライナ州デービッドソン リバーランドCC=7321ヤード、パー72)
 米下部ツアーのファイナルシリーズ第2戦に出場した石川遼(21=CASIO)は最終ラウンドのベストスコアタイとなる66をマークし、通算10アンダーで19位から5位に食い込んだ。今季の下部ツアー賞金王との同組で発奮し、ボギーなしの6バーディーを奪った。同シリーズの賞金ランクは12位に浮上し、上位25人(下部ツアー賞金ランク25位以内を除く)に与えられる来季の米ツアー出場権獲得へ前進。通算12アンダーのアンドルー・スボボダ(33=米国)がプレーオフを制し優勝した。

 最終日は同組の選手とも戦っていた。同じ19位から出たM・パトナム(米国)は、今季下部ツアーの賞金王になった30歳。石川は上位を目指しながら、来季の米ツアーで戦うであろう実力者を意識して回った。

 「下部ツアーで賞金ランク1~3位に入るような選手は、いつでも上(米ツアー)で優勝できる力がある。そういう選手と回ってるんだという気持ちでした」

 13番、パトナムに先にベタピンにつけられ、スイッチが入った。「流れを持っていかれそうだと思った。ここが踏ん張りどころ」。残り175ヤードからの8Iでの第2打はピンから10メートルと遠かったが、フックラインが入ってバーディーを奪った。これで勢いがついた。スタート前、「初日からフェアウエーキープをするために低い球を打ってきた。それで体が開いていた」と修正点に気付いたことでショットは切れていた。この後、さらに2バーディー。結果は、石川が66で、パトナムが69。この1年、レギュラーツアーで戦った貫禄を見せつけた。

 ファイナルシリーズ初戦の予選落ちを帳消しにする5位で同シリーズの賞金ランクは12位に浮上。し烈な入れ替え戦突破に大きく前進した。「今週は絶好調でなかったが、普通のプレーができた。こういう自然の状態で戦っていきたい」。残りは2試合。生き残るための確かな手応えをつかんだ。

 ≪実質7番目≫石川は4万ドル(約400万円)で、賞金ランク12位。現在トップは18万ドル(約1780万円)。11位までの中に既に来季の米ツアー出場権を持っている選手が5人いるため、石川は実質7番目に位置する。出場権のある選手を除いた25番目の選手は約1万5875ドル(約160万円)だけに、石川の出場権獲得への見通しは非常に明るい。残り2試合のネーションワイド・チルドレンホスピタル選手権(12~15日)、ウェブドットコムツアー選手権(26~29日)では、このシリーズの賞金ランクと連動する米ツアー出場優先順位をどれだけ上げられるかが焦点になる。

 ▽ウェブドットコムツアーのファイナルシリーズ 今季から始まった入れ替え戦の4試合。出場者は下部ツアーの賞金ランク上位75人と米ツアーのフェデックスポイント・ランク126~200位の計約150人。4試合の賞金ランク上位25人が来季の米ツアー出場権を得る。ただ、下部ツアーの今季賞金ランク上位25人は既に出場権を持っているため今シリーズで上位25人に入っても除外される。

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