吉田「東京五輪まで現役で」 なじみの商店街でくす玉割り

[ 2013年9月9日 11:56 ]

五輪競技にレスリングの存続が決まり、くす玉を割って喜ぶ(前列左2人目から)吉田沙保里、伊調馨、米満達弘の各選手=東京都板橋区

 2020年東京五輪でのレスリング存続が決まり、東京都板橋区のイナリ通り商店街では9日、吉田沙保里選手(30)らロンドン五輪金メダリスト3人がくす玉を割り、商店街の人たちと喜びを分かち合った。

 ほかに参加したのは米満達弘(27)、伊調馨(29)両選手。同商店街はレスリングの日本代表が利用する味の素ナショナルトレーニングセンター(北区)の近くにあり、選手らがよく訪れる。

 約200人が駆け付け、選手が登場すると「おめでとう」とお祝いの声が飛んだ。金メダルを模したくす玉が割られると、垂れ幕とともに色とりどりの紙吹雪や五色の紙テープが舞い、吉田選手は「東京五輪まで現役で頑張りたい」と話した。

 スタミナとボリュームが自慢という飲食店「銀月」の藤井幸子さん(68)は「7年後は店名を銀から金に変えたい。主人と相談します」と感激していた。

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2013年9月9日のニュース