FILA会長、五輪存続は「第一歩」 カレリン氏も駆け付けた

[ 2013年9月9日 08:27 ]

 国際レスリング連盟(FILA)は8日、国際オリンピック委員会(IOC)総会で2020年東京五輪の実施競技に選ばれたことを受けてブエノスアイレスで記者会見し、ラロビッチ会長は「われわれにとって第一歩にすぎない。これからも進化を続ける」と引き締まった表情で話した。

 さまざまな改革を断行して五輪競技に生き残った。同会長は「選手の入場方法、審判の立つ位置など、まだ改善の余地はある」と新たな改革の私案も挙げた。

 「人類最強」といわれた元名選手のアレクサンドル・カレリン氏(ロシア)も駆けつけて会見を見守った。20年東京五輪に向け「レスリングの歴史と伝統がある国なので楽しみ。人気がさらに高まるいい機会になると思う」と話した。(共同)

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2013年9月9日のニュース