アルペンスキー金メダリスト・大日方「一人一人が主役」

[ 2013年9月9日 06:00 ]

2020年「東京」パラリンピック

 東京都千代田区の東商ホールで行われた「開催都市決定を迎える会」には、夏冬合わせて7個のメダルを持つ車いす陸上の土田和歌子(38)や日本パラリンピアンズ協会副会長のアルペンスキー金メダリスト大日方邦子(41)らパラリンピック選手も駆けつけた。

 東京でのパラリンピック開催が決まり、土田は「1児の母として最高の舞台を直接見せられるのはうれしい」と感慨深げな表情。大日方も「一人一人が主役として頑張れる大会にしたい」と意気込んだ。

 ▼国枝慎吾(パラリンピック・テニス)20年東京でプレーしたい。現役でいる時間を長くしてくれる。施設が一新されれば、国際大会も開きやすくなる。

 ▼佐藤圭太(ロンドンパラリンピック陸上男子短距離代表)まだ日本では日の当たらないパラリンピックだが、いい方向に変わるはず。世界のレベルも上がっているが、置いていかれないようにしたい。

 ▼田口亜希(車いすの射撃で3大会連続出場中)16年大会の招致活動から関わってきたが、やっと念願がかなった。日本ではまだまだパラリンピック競技をご存じではない方も多い。ぜひ生で見ていただきたい。

 ▼日本パラリンピック委員会中森邦男事務局長 日本選手が活躍しないと盛り上がらない。7年後にいい成績を残せるよう、選手の強化に取りかかりたい。これから忙しくなる。

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2013年9月9日のニュース