黄金世代が成熟!萩野「集大成として」瀬戸「勇気や感動を」

[ 2013年9月9日 06:00 ]

日本学生選手権の男子400メートル個人メドレーで優勝した萩野

2020年東京五輪のホープ

 競泳界のゴールデンエージがメダルラッシュを実現する。萩野公介は昨夏のロンドン五輪400メートル個人メドレーで銅メダル、瀬戸大也は8月の世界選手権(バルセロナ)の同種目で金メダルを獲得するなど、2枚看板は既に世界の舞台で活躍している。ともに94年生まれで、萩野が25歳、瀬戸は26歳で迎える20年。心身ともに成熟した2人が日本中を沸かせる。

 萩野は「複数種目での金メダル獲得を目指しているので、東京五輪で自分の集大成として臨みたい」と士気を高め、瀬戸は「国民の方々に勇気や感動を与えられる選手になっていたら凄くいい」と声を弾ませた。マルチスイマーを目指す2人の目標は複数メダル。個人メドレー2種目に加え、萩野は背泳ぎ2種目、200メートル自由形など5つ、瀬戸は200メートルバタフライなど3つの獲得が予想される。それにとどまらず、萩野は「メドレーリレーで米国を倒すことを目標に頑張っていきたい」と野望を抱いている。この日の日本学生選手権(広島)の400メートル個人メドレーでは萩野が4分11秒23で優勝、瀬戸は4分12秒70で2位。2トップが切磋琢磨(せっさたくま)を重ねて、日本をけん引する。

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