井上康生氏&谷亮子氏が殿堂入り リオで式典に出席

[ 2013年8月26日 08:44 ]

国際柔道連盟の殿堂入りを果たし、式典を前に握手を交わす井上康生氏(左)と谷亮子氏

 国際柔道連盟(IJF)は25日、リオデジャネイロでIJF殿堂入りの式典を行い、2000年シドニー五輪の金メダリストで日本男子監督の井上康生氏と、同五輪と04年アテネ五輪で金メダルに輝いた谷亮子氏が出席した。

 井上氏は「(殿堂に)入るにはまだ早すぎると大変恐縮しているが、それにふさわしい人間にならなければいけない」と神妙な表情。谷氏は「大変な名誉。日本柔道は国際的な発信力、発言権がない。その意味もあってお受けした」と述べ、IJF理事が不在となった日本と世界の橋渡し役になることを誓った。

 IJF殿堂は1999年に設立。日本人の殿堂入りは過去に競技創始者の故嘉納治五郎氏しかいなかった。(共同)

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