ベストアマ9位の大堀 松山にライバル心「肌で感じてみたい」

[ 2013年8月26日 06:00 ]

カップを手に記念写真に納まる優勝者のケネディ(左)とローアマの大堀

男子ゴルフツアー 関西オープン最終日

(8月25日 兵庫県三木市 オリムピックゴルフ倶楽部=7298ヤード、パー72)
 雨によるコースコンディション不良で最終ラウンドが中止となり、第3ラウンドまでのスコアが最終成績となった。アマチュアの大堀裕次郎(21=大院大4年)はツアー初出場でベストアマとなる9位。同年代の松山英樹、石川遼との対決を思い描いた。通算10アンダーのブラッド・ケネディ(39=オーストラリア)が昨年6月のミズノオープン以来のツアー通算2勝目を挙げた。

 午前10時30分に中止を告げるアナウンスが流れた。首位で迎えた3日目に緊張から力を出し切れなかった大堀は巻き返しを狙っていただけに「いい経験になったけど悔しい」と本音を漏らした。それでもツアー初出場ながら通算5アンダーで9位。プロのセッティングで一時首位に立てたのは自信となり、プロでやりたい気持ちが強まった。「(石川、松山と)一緒に回って対決してみたい」。特に、松山にはライバル心を見せ「今、日本で一番乗っている。力の差を肌で感じてみたい。飛距離では負けたくない」とキッパリと語った。

 来季の出場権を懸けた予選会に2次から挑戦する一方、パナソニックオープン、日本オープンへの出場が決まっている。27日からは日本学生選手権もある。同世代のライバルに追い付くため、関西の星は腕を磨く。

 ≪最終日中止は6年ぶり≫最終日が中止になったのは、07年ミズノオープンよみうり以来、6年ぶり。この時はドン・ファンが優勝した。

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2013年8月26日のニュース