吉田の資格停止2年に延長 ホノルル・マラソンで薬物違反

[ 2013年8月21日 06:00 ]

 日本スポーツ仲裁機構は20日、昨年12月のホノルル・マラソンでドーピング違反が見つかった吉田香織(32)の資格停止期間を、1年から2年にするよう求めた日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の申し立てを認めたと発表した。

 ドーピング違反の仲裁で選手への処分が重くなったケースは初めて。吉田は検査で持久力を高めるエリスロポエチン(EPO)が検出されたが、貧血治療のため投与された薬に含まれていたと主張し、JADAの委嘱を受けて処分を決めた日本ドーピング防止規律パネルは通常より軽い1年の資格停止とした。これに対しJADAは本人が十分な注意を払わなかったとして2年を求めていた。

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2013年8月21日のニュース