マラソン代表5選手が抱負 川内「気持ち高まる」

[ 2013年8月15日 21:06 ]

記者会見でポーズをとる世界陸上男子マラソン代表の(左から)川内優輝、堀端宏行、中本健太郎、前田和浩、藤原正和

 陸上の世界選手権で17日の男子マラソンに臨む日本の5選手がモスクワで取材に応じ、2大会連続出場の川内優輝(埼玉県庁)は「前回は初めてだったが、今回はいろいろ分かっている。ここに来て、気持ちは高まっている」と闘志をにじませた。

 昨年のロンドン五輪6位の中本健太郎(安川電機)は「プレッシャーも感じるが、期待されるのはうれしいし応えたい。いい練習ができたし、万全の状態」と上位進出を力強く見据えた。

 2大会連続出場の堀端宏行(旭化成)、2大会ぶりの参戦となる前田和浩(九電工)、2003年大会は代表入りしながら故障で欠場した藤原正和(ホンダ)も抱負を述べた。

 ▽川内優輝の話 順調にきた。6位入賞を果たし、日本の複数入賞の一人になりたい。前回は初めてでよく分からなかったが、日本代表としての自覚もある。2年前よりいいレースができると思う。

 ▽藤原正和の話 10年前はここまで来られなかったので、少しほっとしている。まず8位入賞が目標で、どこまで上げられるか。最初から動くようなら、ついていきたい。

 ▽中本健太郎の話 過去2年の(世界大会の)経験がある分、ゆとりがある。入賞が目標だが(ロンドン五輪の)6位は一つの目安になる。それを超えられるように頑張りたい。

 ▽前田和浩の話 本番が近づくにつれて気持ちは高ぶってきた。前回(09年大会39位)みたいな走りはしたくない。取り返すには入賞しかない。

 ▽堀端宏行の話 故障のブランクがあり、6月末から走り始めた。直前の練習は(7位だった)前回大会と同じぐらいの出来でやれている。可能な限り、先頭についていきたい。

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2013年8月15日のニュース