混合団体の日本は2位 沙羅「納得できるジャンプできなかった」

[ 2013年8月15日 07:48 ]

 ノルディックスキーのグランプリ(GP)ジャンプは14日、フランスのクーシュベルで男女4選手の合計得点で争う混合団体の最終第2戦(HS132メートル、K点120メートル)が行われ、伊藤有希(土屋ホーム)渡瀬雄太(雪印メグミルク)高梨沙羅(クラレ)竹内択(北野建設)の日本は961・6点で2位だった。ドイツが965・8点で優勝した。

 日本は4番手の竹内が横風を受けて着地直後に転倒し、1回目を3位で折り返した。2回目は3番手の高梨が追い風の中で125・5メートルを飛んで首位に浮上したが、最後にドイツに抜かれて2連勝を逃した。

 この種目は来年のソチ冬季五輪では実施されない。

 ▼伊藤有希の話 (試技を合わせて)3回ともラージヒルでは一番いいジャンプができた。まずまずの出来。この感触を生かして飛べれば個人戦もいけると思う。

 ▼渡瀬雄太の話 (1回目は)久々に大会でヒルサイズを越えた。僕のできることはやれた。(優勝の)前回よりはチームに貢献できた感じがする。

 ▼高梨沙羅の話 2回とも納得できるジャンプができなかった。残念。まだ自分の技術が足りなくて、安定していいジャンプが飛べない。

 ▼竹内択の話 両方ともあまり良くなかった。1回目は着地間際に左から強い風が当たって転んでしまった。次回はこうならないように、しっかり2本飛びたい。(共同)

続きを表示

2013年8月15日のニュース