松山　優勝オッズ７番人気！「予選通過して上位を」

ウィンダム選手権を前に、練習ラウンドでティーショットを放つ松山英樹。左は石川遼

　米男子ゴルフツアーの最終戦、ウィンダム選手権は１５日、米ノースカロライナ州のセッジフィールドＣＣで開幕する。松山英樹（２１＝東北福祉大）は１３日、会場で石川遼（２１＝ＣＡＳＩＯ）と練習ラウンドを行い、「まずはしっかりと予選通過して上位を目指したい」と意気込んだ。

　全英オープンでメジャー２戦連続のベスト１０入りを果たして以降、ツアーの公式サイト上の優勝候補を１５人紹介する「パワーランキング」の常連となった松山。今大会は過去最高７位に入るなど本場での評価はうなぎ上りだ。１３日の英ブックメーカーのウィリアムヒルの優勝オッズは２８倍で７番人気。また、世界に向けて発行されているゴルフ専門誌「ゴルフワールド」では、ブリヂストン招待で予選同組だったウッズとの写真がカラーで掲載され「日本人ルーキーが堅実なスタート」と取り上げられた。

　先週の全米プロ選手権で１９位に入り、来季のシード権獲得を確実にしているが、優勝すればザ・バークレイズ（８月２２日、米ニュージャージー州）から始まるプレーオフシリーズの出場も可能。だが、「今週終わってみないと、まだ（シードは）確定とは言えない」と気を引き締めた。