日本勢3人悔し…2大会連続9位の谷井「力不足」痛感

[ 2013年8月15日 06:00 ]

男子50キロ競歩、コースに設けられたミストの中を歩く(左から)11位の荒井広宙、23位の森岡紘一朗、9位の谷井孝行

陸上世界選手権第5日

(8月14日 モスクワ)
 <男子50キロ競歩>入賞が期待された日本勢は、世界のレベルアップについていけなかった。

 2大会連続9位の谷井は「悔しい。8位に食い込めなかったのは力不足」と現状を受け止めた。3時間43分38秒の入賞ラインは過去最高だった03年大会より2分半以上も速く3位までが日本記録(3時間40分12秒)を上回った。自己記録を更新して11位となった荒井は「日本記録を更新しないと、世界で勝負できない」と危機感を募らせていた。

 【男子50キロ競歩】
(1)ヘファーナン(アイルランド) 3時間37分56秒
(2)リュゾフ(ロシア) 3時間38分58秒
(3)タレント(豪州) 3時間40分3秒
(9)谷井 孝行(SGHグループさがわ) 3時間44分26秒
(11)荒井 広宙(自衛隊) 3時間45分56秒
(23)森岡紘一朗(富士通) 3時間53分54秒
[世]ニジェゴロドフ(ロシア) 3時間34分14秒
[日]山崎 勇喜 3時間40分12秒

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2013年8月15日のニュース