松山、遼ともに22位で決勝ラウンド進出/全米プロ選手権

[ 2013年8月10日 09:50 ]

第2ラウンド、6番でバーディーを奪いギャラリーの声援に応える松山英樹

 男子ゴルフのメジャー最終戦、全米プロ選手権は9日、米ニューヨーク州ロチェスターのオークヒルCC(7163ヤード、パー70)で第2ラウンドが行われ、74位で出た松山英樹と22位スタートの石川遼は通算イーブンパー、140の28位で、首位に9打差で決勝ラウンドに進んだ。

 松山は4バーディー、2ボギーの68、石川は3バーディー、4ボギーの71で回った。

 昨年の日本ツアー賞金王、藤田寛之と初出場の51歳、井戸木鴻樹は76と崩れ、藤田は通算7オーバーの107位、井戸木は8オーバーの116位で予選落ちした。

 ジェーソン・ダフナー(米国)が通算9アンダーでトップに浮上し、2打差の2位にマスターズ覇者アダム・スコット(オーストラリア)、マット・クーチャーとジム・フューリク(ともに米国)が並んだ。大会連覇を狙うロリー・マキロイ(英国)は28位、タイガー・ウッズ(米国)は1オーバーの38位。3オーバー、60位までの75選手が予選を突破した。

 ▼松山英樹の話 前半は良かったけれど、最後の方はショットにちょっと違和感があってうまく打てなかった。まあ、予選を通過できたのでよかった。トップと9打差なので、少しでも縮めて最終日をいい位置で回りたい。

 ▼石川遼の話 ショットに影響が出るほどの雨で、難しい中のラウンドとしては良かった。ミスが出ても引きずらないことが大事。それができた。残りは1日3アンダーを目指して頑張りたい。

 ▼藤田寛之の話 大きなミスが序盤で続いてしまった。予選を通りたかったけれど、ショットが全く駄目だった。でも刻んでいいパーも拾った。これから一回リセットして日本の後半戦を頑張りたい。

 ▼井戸木鴻樹の話 出だしのダボ(ダブルボギー)はこたえた。雨で距離が長く感じて、力が入って苦しいラウンドだった。こんなにショットが暴れたのは久しぶり。初日の朝のハーフだけでも良かったから、良しとしよか(しようか)。(共同)

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