野口 世陸メダル1号に意欲「表彰台を目標に頑張る」

[ 2013年8月10日 06:00 ]

マラソンコースの近くにあるピョートル大帝記念碑の前で健闘を誓い合った(左から)福士、野口、木崎

陸上世界選手権

(8月10日 ロシア・モスクワ)
 日本のメダル1号は任せた!女子マラソンは10日、最初の決勝種目として、ルジニキ競技場を発着しモスクワ川沿いを往復する周回コースで午後2時(日本時間同7時)に号砲。

 表彰台へ闘志を高めるのが、04年アテネ五輪金メダリストの野口みずき(35=シスメックス)だ。08年北京五輪を左足付け根の故障で欠場した元女王は、9年ぶりに世界大会に帰ってくる。もう大ベテランの域に突入した35歳。ロンドン五輪の覇者ゲレナ(エチオピア)らアフリカ勢が優位と見なされるが「日本の女子は低迷していますが、若い選手の刺激になるような積極的な走りで表彰台を目標に頑張りたい」と気合を入れている。

 レース当日は最高気温が30度近くなることが予想され、暑さに自信を見せている木崎良子(28=ダイハツ)にもチャンス十分。福士加代子(31=ワコール)は終盤の失速を最小限に食い止めたい。

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2013年8月10日のニュース