松山 W杯でリオ五輪“予行” ダンロップ・フェニックス回避へ

[ 2013年8月9日 06:00 ]

 松山は11月18日にオーストラリアのメルボルンで開幕する国別対抗のW杯に出場することが濃厚となった。

 W杯は9月23日付世界ランクで各国上位2人が出場権を得られる。現在、日本最上位33位の松山は出場権を獲得するのは確実な状況。同週にはホストプロとなるダンロップ・フェニックスも開催されるが、東北福祉大の阿部監督は「W杯があるから」と松山を世界の舞台に送り込む意向を示した。

 今年はチーム戦のほか、五輪の競技方式を見据えて出場60人による4日間のストロークプレー(予選落ちなし)も実施。個人戦の成績が世界ランクの対象になることも決定した。世界ランク3位のマキロイが出場を表明したように例年以上にトップ選手の参戦が期待され、松山にとっては16年リオ五輪への予行演習にもなる。10月には米国と世界選抜との対抗戦、プレジデンツカップ(米オハイオ州)への出場も濃厚。松山は積極的に世界に打って出る。

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2013年8月9日のニュース