白鵬 関取との申し合い再開、貫禄の8戦全勝

[ 2013年8月5日 06:00 ]

夏巡業最後の尾花沢で徳勝龍(手前)と申し合いを行った白鵬

 大相撲夏巡業は4日、山形県尾花沢市で打ち上げた。右脇腹痛のため、山稽古(本土俵以外の場所でやる稽古)で調整していた横綱・白鵬(28=宮城野部屋)が関取との申し合いを再開。新入幕の徳勝龍(26=木瀬部屋)と三番稽古を行い、8戦全勝と貫禄を見せつけた。

 白鵬は「稽古は徐々にね。脇腹は右のひねりばかりで左はなかったから分からない」と慎重だが、表情は明るかった。7月末には、力士会会長として巡業の報奨金制度復活を巡業部に提案することを示唆。今巡業を振り返って「千代大龍、勢、碧山はよく稽古していた。その3人から絞るのは難しいけれどね」と語るなど、しっかりと査定していた。5日は福島県相馬市で被災地復興土俵入りやイベントに参加する。

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2013年8月5日のニュース