全柔連アスリート委発足 鈴木、穴井、福見氏ら男女6人ずつ

[ 2013年8月2日 18:33 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)は2日、東京都文京区の講道館でアスリート委員会の発足を発表し、男子日本代表の鈴木桂治コーチや昨夏のロンドン五輪代表で引退した穴井隆将氏、福見友子氏ら男女6人ずつが名を連ねた。現役選手では世界選手権(26日開幕・リオデジャネイロ)代表の33歳、小野卓志(了徳寺学園)が入った。

 女子日本代表での暴力指導問題の対応で後手に回った全柔連の組織運営に、選手の声を生かすために新設された。男女同数で、委員長は全柔連理事を兼任する。当面の委員長を務める田辺陽子理事は男女1人ずつを追加し、最終的に14人にすると説明した。

 オブザーバーとなる参院議員の谷亮子理事は「改革につながるプロジェクトで、大きな一歩となる」と期待を込めた。

 第1回の会合は9月下旬以降の予定。

続きを表示

2013年8月2日のニュース