ゴルフ界のプリティ・ウーマン 倉田珠里亜トップ合格

[ 2013年8月2日 06:00 ]

プロテスト最終日、1番、ティーショットを放つ倉田珠里亜

女子ゴルフ最終プロテスト最終日

(8月1日 兵庫県三木市・美奈木ゴルフ倶楽部=6404ヤード、パー72)
 小4でミュージカルに出演した経験がある倉田珠里亜(じゅりあ、20=グランデージGC)が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算8アンダーでトップ合格。次週meijiカップから14試合のツアー出場権を手にした。通算3オーバー、15位タイまでの20人が合格となり、日本女子プロゴルフ協会の正会員になった。

 ボギーが2つ先行して、逆に倉田の心に火が付いた。5番で50センチにつけて1つ返すと、その後はイケイケ。ツアー1勝の成田との2打差を逆転しトップ合格を果たした。

 珠里亜の名前の由来は、母・麻理さん(44)が好きな米女優、ジュリア・ロバーツ。本家を意識するかのように、小4で青年会議所主催のミュージカルに出演した。その後も子役オーディションを受験するほど芸能界志望だった異色派だ。

 中1で奈良から単身、鹿児島へ。ゴルフ経験がないにもかかわらず、テレビで見た内容に憧れ「さくらゴルフアカデミー」の門を叩いた。目標は「横峯さくらさんと優勝争いをすること」。大きな瞳のマスクはスター性十分。ジュリア・ロバーツの代表作のように、ゴルフ界の“プリティ・ウーマン”になる。

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