トルコ陸上9選手薬物違反 国際陸連が2年間の出場停止処分

[ 2013年8月1日 06:00 ]

 2020年夏季五輪の開催を東京、マドリード(スペイン)と争っているイスタンブール(トルコ)に衝撃が走った。

 国際陸連が31日、トルコの陸上選手9人(男子3人、女子6人)に対して薬物違反による2年間の資格停止処分を科していたことを明らかにしたもので、AP通信は「招致運動の最中の薬物スキャンダル」という言葉を用いて報道。このうち6人は今年5月にブルサで行われた大学選手権に出場した選手で、88年ソウル五輪で失格となったベン・ジョンソン(カナダ)同様、尿から筋肉増強剤のスタノゾールが検出された。さらにこの中の3人からは旧東ドイツが70年代から80年代にかけて組織的に使用したとみられているオーラル・トゥリナボルという増強剤も検出。悪質な違反事例である可能性も出てきた。

 トルコでは6月に04年アテネ五輪のハンマー投げで2位となったエスレフ・アパク(31)ら8人の陸上選手による薬物違反が発覚したばかり。国際陸連のラミン・ディアック会長(セネガル)は「五輪招致に動いている国なのに3人か4人の選手を数日ごとに検査するたびに違反者が出る。彼らは自分たちの“家”をきちんと掃除することが必要だ」と警鐘を鳴らしていた。

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