沙羅帰国 コーチは飛型審査員への“刷り込み”の必要性説く

[ 2013年7月30日 06:00 ]

ノルディックスキーのグランプリジャンプから帰国し、取材に応じる高梨沙羅

 ノルディックスキージャンプ女子の高梨沙羅(16=クラレ)が、ドイツでのGP2試合を終えて帰国した。

 混合団体では優勝に貢献したが、開幕戦の個人戦は飛型点が伸びずに2位に終わった。女子代表の小川孝博ヘッドコーチは「夏の間にアピールしていけばいい」と飛型審査員への“刷り込み”の必要性を説いた。

 「公式練習の時から、きっちりテレマークを入れているという雰囲気を出すのが大事。海外の選手はそれがうまい」と語った。飛型点は印象度の部分もあるため、高梨は着地が決まる選手と思わせることも一つの戦術。ソチ五輪に向けて、既に夏から戦いは始まっている。

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2013年7月30日のニュース