北島 6位止まりも「ファイナルに出て得るもの大きかった」

[ 2013年7月30日 01:18 ]

男子100メートル平泳ぎ決勝 59秒98で6位の北島康介

水泳 世界選手権第10日 男子100メートル平泳ぎ決勝

(7月29日 バルセロナ)
 世界水泳の男子100メートル平泳ぎで3大会連続メダルを逃した北島は「記録を落としてしまったのが一番の心残りかなと思うんですが、最後ファイナルを泳げたのですごい気分は良かったです」と晴れ晴れとした表情で話した。

 準決勝の通過タイムではスプレンジャー(オーストラリア)が唯一59秒台前半と頭一つ抜けていたものの、2位のコーテス(米国)から8位の北島まで0・14秒差。それだけに「チャンスあるかな。コーチともまだ望み捨てちゃいけないなって」話して臨んだが、準決勝よりタイムを0秒06落とした59秒98で6位に終わった。

 自己ベストに1秒近く及ばないタイムを見れば「自分の力を半分も出していないかもしれない」としつつ、「よくここまで持ち直してやってこられたなというのが正直な感想」「この舞台戻ってきて良かったなと思うし、僕自身ファイナルに出て得るものが大きかったように思います」と、メダルやタイムだけにこだわらず収穫があったと振り返った。

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2013年7月30日のニュース