高梨105・5メートル!団体日本が優勝

[ 2013年7月28日 00:10 ]

混合団体で優勝し、笑顔で写真に納まる日本チーム。左から高梨沙羅、渡瀬雄太、伊藤有希、葛西紀明

 ノルディックスキーのグランプリ(GP)ジャンプは27日、ドイツのヒンターツァルテンで男女4選手の合計得点で争う混合団体第1戦(HS108メートル、K点95メートル)が行われ、女子は高梨沙羅(クラレ)と伊藤有希(土屋ホーム)、男子は葛西紀明(土屋ホーム)と渡瀬雄太(雪印メグミルク)の日本が907・6点で優勝した。スロベニアが883・6点で2位だった。

 1回目に3番手の高梨が105・5メートル、2番手の葛西が103メートルを飛ぶなどして首位に立った。2回目は高梨が94メートルにとどまったが、大きな失敗はなく逃げ切った。

 この種目は来年のソチ冬季五輪では実施されない。

 ▽高梨沙羅の話 内容は良かったんじゃないかと思う。テレマーク姿勢は完璧に入っていないのでまだまだ。ただ少しずつ進んでいるかなと思う。心強い先輩がいて安心して飛べた。

 ▽葛西紀明の話 日本は団体のメンバーに選ばれるのが大変。優勝できてすごくうれしい。今季初戦で緊張もしたが、練習よりはいいジャンプができた。

 ▽伊藤有希の話 満足はしていないし、さらに調子を上げたい。1回目はトップで渡せたが、2回目は緊張して踏み切りのタイミングが遅れた。

 ▽渡瀬雄太の話 最後に飛ぶことになるとは想像もしていなくて、緊張した。ただ優勝メンバーに入れてもらったという感じだが、1位はうれしいこと。(共同)

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2013年7月28日のニュース