真央 有終金へ新兵器は軽量靴「いい感じ。大丈夫」

[ 2013年7月26日 06:00 ]

アイスショーで演技する浅田真央

 有終金メダルへ、新兵器投入だ。フィギュアスケート女子でソチ五輪シーズンの今季限りで現役を引退する浅田真央(22=中京大)が25日、愛知県内で行われたアイスショー「THE ICE」に出演。

 約1カ月前からエッジ(刃)部分を軽量化した新しいスケート靴を使用していることを明かし、「エッジを軽くして、ジャンプも前よりも軽くなっている」と手応えを口にした。靴とエッジの接続部分を金属製からカーボン製に替えたことで、約50グラムの軽量化に成功したという。

 この日はエキシビションの「スマイル」を滑った浅田は、前日(24日)の公演で今季ショートプログラム(SP)の「ノクターン」を披露。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は失敗していたが、「みなさん、きのうのことは忘れましょう!」と笑い飛ばした。関係者によると前日午前の練習では大技を含め、プログラムを完璧にこなし、例年に比べて仕上がりは圧倒的に早い。「アクセルもそこそこいい感じで、この時期でこの調子なら大丈夫」。スケート靴だけでなく心も軽い浅田が、夢舞台へ歩を進める。

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