松山 遼と米シード「2人獲れれば一番」ライバルの姿勢尊敬

[ 2013年7月26日 06:00 ]

カナダ・オープンを前に練習場でショットを放つ松山英樹

 来季の米ツアーのシード権獲得を目指す松山英樹(21=東北福祉大)は、米ツアー参戦中の同学年のライバル、石川遼(21=CASIO)とそろってのシードに意欲を示した。米男子ゴルフのカナダ・オープンは25日にカナダ・オークビルのグレンアビーGC(7253ヤード、パー72)で開幕。今大会を含め3試合の出場が決定している松山は結果を求めていく。

 やはりライバルの存在は大きかった。プロアマ戦が行われた開幕前日の24日。松山は会場でパットを中心に約2時間の練習を行い最終調整した。話題は米ツアー初対決となる同い年の男にも及んだが、「できれば自分も遼も2人でシードを獲れれば一番ですね」と互いの健闘を誓った。

 石川に感心させられた。23日には2人で練習ラウンドを行い松山のみ18ホールを回った。引き揚げると、9ホールでプレーを終えた石川がその後も2時間以上、パットの練習を続けていた。妥協なく取り組む姿に「尊敬しますよ」と大いに刺激を受けた。

 松山は米ツアーの賞金ランクは約41万ドルで136位相当、フェデックスカップ・ポイントでは165位相当にいる。シーズンを終え、いずれかが125位以内ならシード権を獲得できる。今後はブリヂストン招待(8月1日開幕、オハイオ州)、メジャーの全米プロ選手権(8日開幕、ニューヨーク州)の出場が決定。さらに最終戦のウィンダム選手権(15日開幕、ノースカロライナ州)も関係者を通じて推薦出場の可能性を探っている。

 残り3もしくは4試合が勝負。それは賞金ランク149位、フェデックスカップ・ポイント153位の石川も同様。ジュニア時代からのライバルとお互いを高め合いたいというのは当然の思いだった。結果が出なかった場合は、8月末から4試合行われる下部ツアーのファイナルシリーズ(入れ替え戦)に出場し最後のチャンスに懸けることも視野に入れている。

 世界遺産の「ナイアガラの滝」は会場から100キロあまり離れた場所にある。「見たいですね。人生観が変わるかなと思って」と観光に行くプランを語る余裕も見せた。世界の強豪がそろう米ツアーが舞台でも、怪物が物おじする気配はない。

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