松山　好調維持！来季の米ツアーシード権に手応え

　米男子ゴルフのカナダ・オープンは２５日にカナダ・オークビルのグレンアビーＧＣ（７２５３ヤード、パー７２）で開幕する。

　来季の米ツアーのシード権獲得を目指す松山英樹（２１＝東北福祉大）は２３日、同ツアー参戦中の石川遼（２１＝ＣＡＳＩＯ）と練習ラウンドを行い調整。６位に入った全英オープンから好調を維持しており、「きょうのショットなら上位に行ける」と手応えを語った。

　タフなセッティングのメジャーを４日間戦った後、カナダに移動した。開幕前日のプロアマ戦に出場しない松山にとってはこの日が最初で最後の練習ラウンド。石川が９ホールでプレーを終える中、疲れが残る体で、その後もプレーを続けて１８ホールを完走した。松山は現在米ツアーの賞金ランクは１３６位相当。シーズンを終え、同１２５位以内ならシード権を獲得できる。好成績が欲しいが、コースについては「ティーショットで池が絡んでくるところが多い」と警戒した。ホールアウト後には練習グリーンでパットの調整を続けていた石川に感心。「刺激を受けないわけがない」とライバル心を燃やしていた。