稀勢12勝なら綱獲り継続 理事長が期待 ハイレベル優勝が条件

[ 2013年7月18日 20:59 ]

 日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)は大相撲名古屋場所12日目の18日、既に3敗で場所後の横綱昇進が消滅した大関稀勢の里について「12勝すれば、先場所の13勝がつながってくる」と述べ、残り3日間に全て勝った場合は綱獲りが9月の秋場所まで継続するとの見方を示した。

 同理事長は来場所に横綱挑戦が継続した場合も「低い成績での優勝では駄目だ」と昇進にハイレベルな優勝が必要なことを明言した。

 稀勢の里は12日目に大関琴欧洲を倒して5連勝と復調。千秋楽までは両横綱と大関琴奨菊との対戦を残している。北の湖理事長は「大きく印象づけるためにも、大事な残り3日間になる」と期待を込めた。

続きを表示

2013年7月18日のニュース