“豪国籍”塚原 全豪個人総合Vで世界選手権切符

[ 2013年7月18日 06:00 ]

7年ぶりの世界選手権切符をつかんだ塚原

 体操の全豪選手権は16日、シドニーで男子個人総合決勝が行われ、04年アテネ五輪団体総合で日本の金メダルに貢献した塚原直也(36=朝日生命)が予選との合計168.550点で優勝し、4月に国籍を取得したオーストラリアの世界選手権(9~10月、ベルギー)代表選考基準を満たした。日本代表だった06年以来7年ぶりに同選手権に臨む。

 「世界選手権に出たのは遠い昔のように感じる。また同じ舞台に立てると思うと興奮する」と話した。09年からオーストラリアで練習を続けた。同国代表でのロンドン五輪出場を目指して国籍変更の手続きに入ったが、滞在日数が足りず間に合わなかった。将来は指導者として日豪の懸け橋となることを目指す。

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2013年7月18日のニュース