川内に埼玉県が食サポート 世界陸上後押し、コバトン帯同?

[ 2013年7月15日 06:00 ]

蔵王合宿で走り込む男子マラソンの川内優輝

 8月の陸上世界選手権(ロシア・モスクワ)男子マラソン代表・川内優輝(26=埼玉県庁)に、埼玉県が地元産の食材などを贈ることが分かった。

 川内は24日に埼玉県庁などを表敬訪問するが、これまでは同県のマスコット「コバトン」のぬいぐるみが贈られることが多かった。県関係者は「ぬいぐるみはたくさん持っているでしょうから、今回は食べ物などを渡すことになりました」と明かし、米や黒豚入りのレトルトカレー、トマトジュース、ハチミツなど競技に直結する食べ物で激走を後押しする。

 サポートは食だけじゃない。同関係者は「コバトンがモスクワに行く可能性だってゼロじゃないよ」と説明。川内は給水ボトルにコバトンのステッカーを貼るほどの“コバトン・フリーク”だけに、沿道から声援を受ければエネルギーになるのは間違いない。川内はこの日、山形・蔵王での合宿を公開。標高約900メートルの高地で30キロ走などを行った。「代表の自覚を持って、6位に入れるようにしたい」と大舞台へ気合を入れていた。

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2013年7月15日のニュース