千代の国、栃ノ心が休場 大相撲名古屋場所

[ 2013年7月12日 09:45 ]

 大相撲の西前頭10枚目の千代の国(23)=本名沢田憲輝、三重県出身、九重部屋、同前頭11枚目の栃ノ心(25)=本名レバニ・ゴルガゼ、グルジア出身、春日野部屋、西十両筆頭の千代鳳(20)=本名木下祐樹、鹿児島県出身、九重部屋=が名古屋場所6日目の12日、いずれも負傷のため休場した。千代の国と栃ノ心は千秋楽まで休場すれば十両転落が確実。

 5日目の碧山戦で左脚を負傷した千代の国は日本相撲協会に「左大腿二頭筋損傷、左大腿血腫で約15日間の通院加療を要する見込み」との診断書を提出した。休場は昨年夏場所以来で8度目。

 栃ノ心は「右膝前十字靱帯断裂、右膝内側側副靱帯断裂で2カ月間の休養加療を要する」と診断された。5日目の徳勝龍戦で痛めた。休場は2006年名古屋場所以来2度目。師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)は長期休場の可能性に触れ「たとえ幕下に落ちても、まだ若い。まずはしっかり治すこと」と話した。

 千代鳳は「左足関節捻挫で3~7日間の安静を要する」との診断書を出した。休場は昨年九州場所以来で7度目。

 3力士と6日目に対戦する予定だった豊響、翔天狼、東龍は不戦勝。

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2013年7月12日のニュース