桃子、４アンダーで１３位発進！美香＆智恵は５４位

10番でバーディーを奪い右手を上げる上田桃子

　米女子ゴルフのマニュライフ・ファイナンシャル・クラシックは１１日、カナダ東部、ウォータールーのグレーサイロＧＣ（パー７１）で第１ラウンドを行い、上田桃子が６バーディー、２ボギーの６７で回り首位と４打差の１３位と好スタートを切った。

　宮里美香と有村智恵はともに２バーディー、１ボギーの７０で５４位、上原彩子と片平光紀は７２で９８位と出遅れた。アンジェラ・スタンフォード（米国）とカトリオナ・マシュー（英国）が６３をマークし首位。ツアー３連勝中の朴仁妃（韓国）は２打差の３位につけた。

　▼上田桃子の話　先週はとにかくずっと打ち込みをしていたら、手首をやって（痛めて）しまった。でも感覚的にはすごくいい。一打一打、シンプルに向き合って出たスコア。ショットが完璧じゃなくてもスコアが出ると感じられたのは良かった。

　▼宮里美香の話　前半からショットが良くてチャンスにつけたのに、なかなかパットが決まらなかった。午後スタートは思ったよりもグリーンが荒れていた。ショットはすごくいいので、２日目の朝のプレーに期待したい。

　▼有村智恵の話　何一つ良いものがなかった。先週の休みに少しスイングを変えた。試合になると悪い癖が出てしまうけど、そこを曲げずに戦っていけば良くなる。２日目はチャンスにつけられると思う。

　▼上原彩子の話　全体的に良くなかったが、ショットが一番、ひどかった。悪い中でも結構耐えていたけれど、チャンスでもパットが入らなかった。原因が分からない。

　▼片平光紀の話　グリーンが思ったより止まらず、下りのラインばかりが残った。２日目はもう少し手前から攻めてアンダーパーで回りたい。来週も出られるので、この２試合でランキングを上げたい。（共同）