大輔 安藤の出産「ビックリ」もソチ目指そうとエール

[ 2013年7月12日 06:00 ]

ソチ冬季五輪シーズンに向けた北米合宿を前に抱負を語るフィギュアスケート男子の高橋大輔

 フィギュアスケート男子の高橋大輔(27=関大大学院)が11日、伊丹空港から約2週間の北米合宿へ出発した。出発前に同空港で会見し、女児出産を告白した安藤美姫(25=新横浜プリンスクラブ)にエールを送った。

 「本人から直接聞いたわけではなく、報道で知りましたが、聞いてビックリ」と前置きし「命が生まれるのは素晴らしいこと。彼女がまた強くなり、スケーターとして母親として成長したと思う。安藤美姫という世界観を僕も楽しみにしてます。お互いに五輪を目指して頑張りましょう」と話した。

 ソチ五輪シーズンの新プログラムも発表。ショートプログラムは佐村河内守さん作曲の「ヴァイオリンのためのソナチネ」で、10年バンクーバー五輪と同じ宮本賢二氏が振り付けた。フリーは「イエスタデイ」など5曲を編集したビートルズメドレーで「愛」がテーマとなる。浅田真央(中京大)も手掛けるローリー・ニコルさんが振り付けた。「やり残したことがあれば(現役を)続けるかも。終わってみなければ分からない。今季が最後というつもりでやります」と意気込みを新たにした。

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2013年7月12日のニュース