八百長報道 協会が勝訴「裁判でうそ」認めず

[ 2013年7月11日 06:00 ]

 大相撲の八百長疑惑を報じた記事の名誉毀損訴訟で敗訴したノンフィクションライターの武田頼政さんが、敗訴後に「八百長メール」問題が発覚したことを受けて逆に日本相撲協会に1000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は10日、請求を棄却した。武田さんは控訴する方針。

 武田さんは「八百長が存在しない、とうそをついて裁判所をだました」と主張したが、後藤博裁判長は「記事が指摘した特定の取組に八百長は認められず、協会が虚偽を主張して裁判所を欺いたとはいえない」と判断した。

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2013年7月11日のニュース