羽生結弦、全日空と所属契約「支援受けて羽ばたいていきたい」

[ 2013年7月1日 15:00 ]

全日空と所属契約を結んだ羽生結弦

 フィギュアスケート男子で昨年の世界選手権銅メダリストの早大1年、羽生結弦(18)が1日、全日本空輸と1年間の所属契約を結んだ。所属表記は「ANA」で、昨春から練習拠点を置くカナダと日本を往復する際の航空券を中心に支援を受ける。宮城・東北高を卒業後、所属先が未定のままだった。

 昨年の全日本選手権王者は、横浜市内での記者会見に自身をイメージしたロゴ入りのTシャツを着て出席し「ジャンプを跳ぶことは翼や羽というイメージがあり、ANAと共通点があってうれしい。ソチ冬季五輪への道は遠くて険しいが、支援を受けながら羽ばたいていきたい」と決意を語った。

 契約内容の詳細は非公表。世界で活躍する羽生に共感した全日空がオファーを出したという。今後は練習リンクの費用負担などの具体的な支援策を検討する予定。

 同じ仙台市出身で卓球女子のロンドン五輪団体銀メダルの福原愛がANA所属で活動している。

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2013年7月1日のニュース