辻村 パット開眼バーディー量産!自己最高2位発進

[ 2013年6月28日 06:00 ]

18番、ティーショットを放つ辻村

女子ゴルフツアー アース・モンダミン・カップ第1日

(6月27日 千葉県袖ケ浦市 カメリアヒルズ・カントリークラブ=6516ヤード、パー72)
 プロ11年目の美人プロゴルファー辻村明須香(30=IDEC)が6バーディー、1ボギーの67で回り5アンダーで、自己最高に並ぶ2位発進を果たした。昨季限りでツアーから退いた同期の赤堀奈々(35)の指導でパットが開眼してバーディーを量産。今季2勝を挙げている比嘉真美子(19=フリー)が大会記録に並ぶ64で回り、8アンダーの単独首位でスタートした。
【第1R成績】

 辻村は超ロングパットで波に乗った。インから出てスコアを1つ落として迎えた12番。「1ピンくらい切れる」25メートルの下りのスライスラインを沈めると、そこから計6バーディーを奪った。

 同じ03年8月にプロ入りし、昨季限りでツアーを撤退しレッスン中心に活動している赤堀の助言が効いた。短いパットはスムーズに体を動かすためリズムを速くすること、ロングパットは打つ前に必ず距離を歩測することなどアドバイスをもらった。

 美人プロも未勝利で賞金シードと無縁。体力の衰えを感じゴルフをやめようと思ったこともある。2位発進は11年NEC軽井沢72に並ぶ自己最高。「教えてもらったリズムが最後までちゃんとできればいい」と優勝争いに意欲を見せた。

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2013年6月28日のニュース