遼、国内初戦へ「リラックス」 同組の松山は「特別な意識ない」

[ 2013年6月19日 18:04 ]

開幕を前に調整する石川遼

 男子ゴルフの国内三大大会第2戦、ツアー選手権宍戸の開幕を翌日に控えた19日、石川遼、松山英樹ら出場選手が茨城県宍戸ヒルズCC(7402ヤード、パー72)で最終調整し、プロアマ戦に出場した石川は「米国では常に緊張感を持っているが、久しぶりの日本はリラックスできている」と今季の自身国内初戦を前に笑顔で語った。

 松山はメジャー大会の全米オープン選手権で10位と健闘し、18日に帰国したばかり。練習場で約3時間ショット、パットを確認し「時差ぼけはあるけれど、普段通りできた」と話した。快進撃が続くが、渡米前に1度回っただけで挑む難コースに「不安な気持ちはある。(全米オープンと)芝質もラフも違うし、その感覚をつかみたい」と気を引き締めた。

 ともに21歳で、小学生のころから交流のある2人は予選ラウンドで同組。「お互いがプロになってからは初めてプレーする機会。強くなった部分があるはずで、実際に見てみたかった。すごく楽しみ」と話した石川に対し、松山は「特別な意識はないし、気合が入るわけではない。予選を通過して上位を目指すことに変わりはない」と対照的な口ぶりだった。

続きを表示

この記事のフォト

2013年6月19日のニュース