20年五輪 東京優勢の見方拡大「安心、安全」に評価集まる

[ 2013年6月18日 06:00 ]

 2020年夏季五輪開催都市を決める9月7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会まで3カ月を切り、開催都市を投票で選ぶIOC委員の間で東京が優勢との見方が拡大していることが17日、分かった。複数の有力委員が明らかにした。東京が訴える「安心、安全な五輪」が評価され、招致争いでイスタンブールとマドリードをリードする情勢となった。

 これまではイスラム圏初開催を目指すイスタンブールが有力候補。東京は開催理念の不明確さ、マドリードはスペイン経済の危機が欠点とされた。だが、5月31日にイスタンブールで反政府デモが発生。トルコ全土にも広がり、ここにきて「安心、安全」という長所を持つ東京が急浮上した。

 3都市は15日にスイスのローザンヌでの各国オリンピック委員会連合総会で、5月の国際スポーツ会議に続き2度目の招致プレゼンテーションを行った。有力IOC委員が「このままミスをしなければ東京」と語り、欧州のベテラン委員は「東京は当選を確実にするまで、あと一歩のところまできた。ここでごう慢になってはいけないと助言したい」と話した。オセアニアの委員も「東京は非常に強い」と述べた。これまでイスタンブール支持とみられたアジアの委員は「(トルコのデモは)大きなダメージ。(勝つのは)マドリードか東京」と発言した。

 3都市は7月3、4日に開かれる開催計画説明会(ローザンヌ)で、投票権を持つ約100人の委員にプレゼンと個別説明を行う。16年五輪開催を勝ち取ったリオデジャネイロは09年のこの会議で招致成功の流れをつくったといわれる。ライバル都市が巻き返す可能性はあり、東京にとって油断できない状況が続く。

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