井戸木 国内ツアー今季初V王手「燃え尽きる気持ちで」

[ 2013年6月16日 06:00 ]

スターツ・シニア第2日

(6月15日 茨城県笠間市 スターツ笠間ゴルフ倶楽部=6936ヤード、パー72)
 全米プロシニア覇者の井戸木鴻樹(51=小野東洋GC)が、今季国内ツアー初勝利へ王手をかけた。3バーディー、2ボギーの71で回り、通算12アンダーで首位を堅持。4打差の2位から出た東聡(52=フリー)が、5バーディー、1ボギーの68とスコアを伸ばし、首位に1打差の2位に浮上した。さらに1打差の3位に65をマークした中嶋常幸(58=フリー)がつけている。

 井戸木は初日イーグルの2番パー5で、第3打を2メートルに寄せバーディーと幸先の良い滑り出し。8、9番でもバーディーを決め勢いに乗るかと思われたが、その後は「バーディーチャンスで全然入らなかった。(グリーンが硬く)ラインが読みづらかった」とパットが決まらなくなった。

 12番で今大会初めてボギーを叩き、さらに13番では2メートルのチャンスを右に外した。ホールアウト後は練習グリーンに直行しラインの読みを再確認した。

 最終日は2位に1打差からの逃げ切りを図る。「あすは燃え尽きる気持ちで頑張る」と全米プロに続く今季2勝目へ気合を入れ直していた。

続きを表示

2013年6月16日のニュース