上村会長 了徳寺氏の理事会解散要求、受けて立つ

[ 2013年6月13日 06:00 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)の上村春樹会長(62)は評議員による理事解任の動きに対して真っ向から受けて立つ姿勢を示した。

 前日は強豪・了徳寺学園の理事長で評議員でもある了徳寺健二氏が「理事会解散を要求したい」と反旗を翻した。理事解任決議をするには、次回25日の定例評議員会以降に臨時評議員会の招集が必要。自らの去就に関わる問題だが、上村会長は「(臨時評議員会の)求めがあればルール通りにやりますよ」と落ち着き払って答えた。了徳寺氏は「関東柔道連合会は一致団結している」と訴えているものの、関東のある県の会長は「了徳寺さんとそこまで深く話したことはない」と困惑気味。臨時評議員会の開催まで、水面下での綱引きも生じてきそうだ。

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2013年6月13日のニュース