市立高田商ソフトテニス部 体罰で顧問を戒告処分

[ 2013年6月13日 06:00 ]

 奈良県大和高田市教育委員会は12日、市立高田商業高校の女子ソフトテニス部の男性顧問(55)が、男子ソフトテニス部員の指導中に体罰をしたとして戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 市教委によると、同校男子ソフトテニス部はインターハイで17回の団体優勝経験がある。男性顧問は83年から女子部と男子部の指導に関わってきた。5月17日、男子部の顧問の代わりを務めていた練習試合で「集中力を欠いている」などとしてキャプテン(17)の頬を3回平手打ちした。見ていた生徒が保護者に話し発覚。顧問は「インターハイ前なので、頑張ってほしかった。指導という甘い認識だった」とし、本人と保護者に謝罪。現在は部活の指導から外れている。

 同校の男女ソフトテニス部は今夏のインターハイにも奈良県代表として出場が決定しており、市教委は「教師の問題なので、生徒の活動に制限はない」としている。

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2013年6月13日のニュース