雪印勢が名寄合宿を公開 伊東らジャンプ台で初練習

[ 2013年6月11日 16:24 ]

練習を公開し、ジャンプ台へ向かう伊東大貴

 ノルディックスキー、ジャンプ男子のエース伊東大貴や、清水礼留飛ら雪印メグミルク勢が11日、北海道名寄市での合宿を報道陣に公開し、ソチ冬季五輪を控えるシーズンに向けて初めてジャンプ台で練習した。

 気温30度前後と蒸し暑い中で、各選手は何度も飛躍を繰り返した。昨春に右膝を痛めた27歳の伊東は慎重に調整を続けているが、午前だけで4回飛び「心配は薄れている。飛ぶ時も痛くない着地を心がけている」と話した。故障の影響で出遅れた2012~13年シーズンと比べ「気持ちに余裕を持って飛べる。一緒にスタートできてほっとしている」と笑顔を見せた。

 初めてワールドカップ(W杯)転戦を経験した19歳の清水は「五輪があるので夏も大事になる。夏から思い切って全力で頑張りたい」と大舞台を見据え、気持ちを高めて取り組んでいる。

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2013年6月11日のニュース