IOCオズワルド委員 レスリング存続を確信

[ 2013年6月3日 21:21 ]

 9月の国際オリンピック委員会(IOC)会長選に立候補するオズワルド委員(スイス)が3日、スイスのローザンヌで記者会見し、2020年夏季五輪で実施する残り1競技について「レスリングは基本的な競技で存続を確信している」との見解を示した。

 IOC理事会は2月に一度は除外候補としたレスリングを、5月末に野球・ソフトボール、スカッシュとともに残り1競技の最終候補に選んだ。昨年まで理事を務めたオズワルド委員は「国際レスリング連盟の努力が足りなかったとしても、警告する方法もあった。これでレスリングが存続すれば(競技入れ替えの)目的は達成できなくなる」と理事会を批判した。

 会長に選ばれた際は「各競技で世界的普及度が低い種目を除外して、競技数28にこだわらず、新競技を導入する方法もある」と改革に意欲を示した。(共同)

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2013年6月3日のニュース