有村 1打罰も4差の4位浮上「気持ちよくゴルフができた」

[ 2013年6月3日 06:00 ]

第2ラウンド、14番でティーショットを放つ有村智恵

USLPGAツアーショップライト・クラシック第2日

(6月1日 米ニュージャージー州ギャロウェー、ストックトン・シービューGC=6155ヤード、パー71)
 有村智恵(25=日本ヒューレット・パッカード)が5バーディー、1ボギーの67をマークし、通算2アンダーで首位と4打差の4位に浮上した。宮里美香(23=NTTぷらら)は通算イーブンパーで11位。宮里藍(27=サントリー)、上原彩子(29=モスフードサービス)はともに通算2オーバーで19位。上田桃子(26=フリー)は通算7オーバーで予選落ちした。フォン・シャンシャン(23=中国)が通算6アンダーで単独トップに立った。

 この日のベストスコアに並ぶ67をマークした有村は「予選カットを気にせず、気持ちよくゴルフができた。出だしからチャンスが多く、徐々にリズムをつかめていって、危なげない一日だった」と声を弾ませた。

 ティーショットでフェアウエーを外したのは1回。強風の中、安定感が光った。3番パー5で2メートルを沈めてバーディーが先行。5番パー4で第2打を80センチにつけ、8番で2メートルのバーディーパットを決めた。10番パー4も第2打を1メートルにピタリとつけスコアを伸ばした。

 トラブルにも動じない。16番ではグリーン奥から第3打をパターで打とうとした際「アドレスしてからボールが動いてしまった」と自己申告。1打の罰でボギーとしたが、続く17番パー3でピン上60センチにつけて挽回。「いいゴルフをしていた分、こういうボギーは悲しかったけど、うまく気持ちを切り替えられた」

 米国に主戦場を移した今季ここまでの最高順位は22位。「初めて上位を見ながらのプレーになる。どういうゴルフができるか凄く楽しみ」と米ツアー初優勝に挑む。

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2013年6月3日のニュース