川内が2時間18分台で優勝 千歳JAL国際マラソン

[ 2013年6月2日 17:21 ]

ゴール後に疲れた表情を見せる川内優輝

 陸上の世界選手権(8月・モスクワ)男子マラソン代表の川内優輝(埼玉県庁)が2日、北海道千歳市で行われた千歳JAL国際マラソンに出場し、2時間18分29秒で優勝した。

 5月はハーフマラソンの大会に5度出場し、スピード強化に重点を置いてきた。42・195キロに挑むのは2時間14分27秒で制した4月21日の長野マラソン以来とあって「久々の40キロできつかった。この大会を皮切りに、走り込んでいきたい」と話した。

 終盤は手がしびれ、ゴール後には脚もけいれんしたという。午前10時20分のスタート時点の気温は既に17度程度あり「気温が上がったときに動きが良くなかった。強い足腰が必要」と、夏場に行われる世界選手権に向けた課題を指摘した。

 6月は「走り込み月間」と位置付け、16日に隠岐の島ウルトラマラソン(50キロ)に参加する。練習でも山道を走るなどして体力の土台づくりに励む。7月7日にはゴールドコースト・マラソン(オーストラリア)出場を予定している。

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2013年6月2日のニュース