桐生 貫録の2冠!注目100Mは“安全運転”宣言

[ 2013年6月2日 06:00 ]

男子200メートルで優勝し表彰式で笑顔を見せる桐生

 陸上の男子100メートルで日本歴代2位、現役最速10秒01の記録を持つ桐生祥秀(17=洛南高)が京都・西京極陸上競技場で行われたインターハイ京都府予選の200メートル、400メートルリレーに出場し、2冠を達成した。

 200メートル決勝は自己ベストの20秒59に1秒以上及ばない21秒70で辛勝。先頭で向かった直線を流すと、隣の7レーンの佐藤聖也(乙訓)に0秒02差まで肉薄された。「(予選、準決勝に続き)3本目で疲れもあった。最後は気持ちで抜き返した」と苦笑い。続く400メートルリレー決勝は4~5番手でバトンを受けると、ごぼう抜きで2位に0秒62差をつけ、貫禄を示した。

 2日は注目の100メートルに出場。その決勝は今大会9本目のレースとなる。「スタートを確認して、あとはケガなく走りたい」。来週は日本選手権(東京)、再来週はインターハイ近畿予選(奈良)に出場。連戦を見据えて“安全運転”する構えだ。

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2013年6月2日のニュース