スカッシュ 3度目の正直へ「アピールを続けたい」

[ 2013年5月31日 06:00 ]

3競技のうちのひとつに選ばれたことを受け会見する日本スカッシュ協会・潮木仁常務理事(左)と海道泰喜選手

2020年夏季五輪実施競技、最終候補決定

 3度目の正直へ。スカッシュは潮木仁日本協会常務理事(55)と、3月の国内ジュニア選手権のU―19で2位だった海道泰喜(18)が同協会内で喜びの会見を行った。潮木理事は「とてもうれしい。今後も世界連盟と協力してアピールを続けたい」と9月のIOC総会への意気込みを語った。

 3大会連続で五輪競技の候補になった。欧州での人気は高いが、日本ではマイナー。練習環境は恵まれておらず、同協会の強化指定選手も民間のスポーツクラブを借りて練習している。そのため長時間の練習ができず、海外に拠点を移す選手も少なくない。海道は「(今後)報道が増えると思うのでスカッシュの知名度が上がれば」と期待した。

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2013年5月31日のニュース