最終候補残り吉田ら喜び レスリングなど3競技、空手は落胆

[ 2013年5月30日 01:34 ]

IOC理事会でレスリングが最終候補に選ばれ、日本レスリング協会の福田富昭会長(左)と喜ぶ吉田沙保里選手=29日、ロシア・サンクトペテルブルク

 2020年夏季五輪の実施競技で残り1枠を争う3競技が29日、ロシアのサンクトペテルブルクで決まった。国際オリンピック委員会(IOC)の発表を聞き、レスリング五輪3連覇中の吉田沙保里選手(ALSOK)は笑顔で関係者と抱き合った。

 約3カ月という短い期間で組織改革を進めた国際レスリング連盟のラロビッチ会長は9月の最終絞り込みがあるだけに「まだ五輪でのわれわれの立場が保証されたわけではない」と慎重な姿勢を崩さなかった。吉田選手は精力的なロビー活動も実った形で「ロシアに来て本当に良かった」とほっとした表情を浮かべ「9月が決勝戦。絶対に残らないといけない」と表情を引き締めた。

 野球とソフトボールも、復帰への道がつながった。国際野球連盟のフラッカリ会長は「IOCの意向に従って、統合した成果が出た。まだ難しい戦いが残っているが、一つの枠に入れるように努力する」とひと安心した。国際ソフトボール連盟のポーター会長も「最初の壁を越えた」と話し、野球と統合した成果が出たという認識を示した。

 世界空手連盟のエスピノス会長は「大きな失望だ。それ以外の言葉が見当たらない」と落胆の色を隠せなかった。(共同)

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