猪瀬知事が招致活動ブース視察「能力、技術感じて」

[ 2013年5月30日 00:51 ]

 2020年夏季五輪招致のプレゼンテーションに出席するため、ロシアのサンクトペテルブルクを訪れている東京都の猪瀬直樹知事は29日、国際会議「スポーツアコード」の会場を訪れ、招致活動をアピールする「東京ブース」を視察した。

 知事は「東京には運営能力がある。みんなを励ます能力や最先端の技術もある。この三つをブースで少しでも感じてもらいたい」と話した。

 ブースは東京招致委員会が設置した。知事は開催計画を説明するタッチパネルを操作したり、「なぜ東京」をテーマにした英語、フランス語、ロシア語版の冊子を手に取ったりしていた。

 ライバル都市のイスタンブールとマドリードのブースも訪問。「互いにフェアプレーの精神で頑張りましょう」と担当者に話し、握手を交わした。

 30日のプレゼンについては「東京でやると、こんなにいいことがある、ということを表現したい」と決意を述べた。

 29日はブース視察のほか、サンクトペテルブルク市長とも面会し、都市政策などについて約1時間話し合った。(共同)

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2013年5月30日のニュース