女子マラソン吉田が資格停止 ドーピング違反で1年間

[ 2013年5月23日 20:02 ]

 日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は23日、女子マラソンの吉田香織(アチーブRC)にドーピング違反で1月18日から1年間の資格停止処分を科したと発表した。4位に入った昨年12月のホノルル・マラソンでの検査で、持久力を高めるエリスロポエチン(EPO)に陽性反応を示した。ホノルルの成績も無効となる。

 JADAによると、貧血の治療目的で11月に医師が投与した薬物が原因。吉田は違反物質が含まれていることを知らなかった。成分の確認を怠った点で落ち度はあるものの、1回目の違反で重度の過失は認められない点などを考慮し、通常の2年間より軽い処分となったという。

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2013年5月23日のニュース