大砂嵐 最速十両王手も「立ち合いが全然ダメ」

[ 2013年5月23日 06:00 ]

引き上げる際、ファンに声をかけられ笑顔の大砂嵐

大相撲夏場所11日目

(5月22日 両国国技館)
 アフリカ大陸出身初の力士で東幕下7枚目・大砂嵐は笹ノ山に押し込まれながら突き落としを決め、6戦全勝とした。

 7戦全勝なら、外国出身としては小錦、把瑠都に並ぶ所要8場所での最速新十両昇進が確実。エジプト出身の21歳は「立ち合いが全然ダメ」とこの日の相撲には納得していなかったが、残り1番に向けて「優勝は考えません。終わってから優勝だったらOK」と無心で挑むことを誓った。

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2013年5月23日のニュース