レスリング改革策めぐり激論交わす 元朝青龍、カレリン氏も

[ 2013年5月18日 21:02 ]

 2020年夏季五輪から除外の危機にあるレスリングの関係者がモスクワに集結し、激論を交わした。国際レスリング連盟(FILA)は18日の臨時総会で、五輪存続に向け国際オリンピック委員会(IOC)に訴える改革策を決めた。

 約110の国と地域から代表が出席。新ルールの適用時期では意見が分かれたが、モンゴル協会会長に就任した大相撲元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏は「今は大変な時期だし、世界にアピールするべきだ」と早期導入に賛同した。

 「人類最強」といわれた元名選手のアレクサンドル・カレリン氏(ロシア)は、29日のIOC理事会で「レスリングが歴史上だけでなく、今も五輪にふさわしい競技であることを示したい」と意気込んだ。福田富昭FILA副会長は「改革に取り組む姿勢をIOCに見せたい」と言葉に力を込めた。(共同)

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2013年5月18日のニュース